2009/04/11 (Sat) バンク・オブ・ザ・デッド

監督: ボ・ウェッブ
出演: ビッグ・ダディ・ケイン, トレイシー・ディンウィディ, ボーン・クラッシャー
2007年・アメリカ映画
上映時間75 分
惜しい～！★★☆☆☆





マイアミのジャンキー、マルコムが、
22件もの強盗罪により刑務所で余生を過ごす叔父から聞き出した
“メイズヴィル銀行の現金貯蔵額は300万ドル”と言う貴重な情報。
マルコムは仲間たちと金曜17時の閉行直前に強盗に押し入る計画を立てたが、
前日の木曜の“新月”の閉店間際に実行。
偶然銀行内に居合わせた新米婦人警官ケイトにより非常ボタンが押され
警察が出動、彼等は人質とともに立て籠る。

しかし、太陽が沈んだその時、外で異変が！
それは銀行を包囲していた警官たちが何かに絶叫し死に絶えていったのだった。

ひゃ～！惜しい～！けっこう面白ろかったです。
低予算なんでちゃちさは隠せません。でもゾンビ映画をちゃんと研究！？してるのがわかります。
個人的意見ですが、ダメな低予算ゾンビ映画ってドコが悪いかと言うと役者の「目」だと思うんです。いくら特殊メイクをして血のり付けても目が普通に生々してたらゾンビに見えない。１番効果的と思われるのが「白目」。ジョージ・Ａ・ロメロのゾンビは普通に黒目ですががアレは奇跡の作品ですから。でも白目ゾンビも出てきますよ。
あとは目をつむる。コレはサンゲリアなどがありますね。あとデモンズや28日後みたいなカラーコンタクト？とか。
バンク・オブ・ザ・デッドは前者。正確には乳白色かな。濁った感じです。これだけで不気味さが増してると思います。
最後大量のゾンビに襲われますが今一つ盛り上がりにかけます。銀行ごと爆破してほしかった。低予算じゃ無理ですね（笑）でもこの監督はもっとお金かけて撮れば面白いのつくると思います。う～ん惜しい・・・
メジャー作品以外で面白いゾンビ映画は最近では「デッド・フライト」「フォレスト・オブ・ザ・デッド」「プリズン・オブ・ザ・デッド」「悪魔の毒々パーティー」（私個人の評価です）などがありますが、バンク・オブ・ザ・デッドはそれらよりもうちょい下ですね。ゾンビ愛（！？）がある人なら楽しめます。
上映開始から40分くらいゾンビは出てきません。それまではギャング映画みたいです。
ゾンビゾンビって書いてますがこの作品のゾンビは正確には吸血鬼に近いです。ロメロ型のノロノロゾンビじゃなく最近流行りのダッシュ型です。あとゾンビ映画の見せ場の１つ「ゾンビお食事シーン」ですがほぼ無いです。だって低予算だもの（笑）

youtube 予告編